
株式会社京都アニメーション様で起こった不慮の事件により、多くの犠牲者が出てしまいました。
汚い言葉で大変恐縮ではございますが、私は、妄想癖の馬鹿が自分の責任を他人に押しつけ、あまつさえクリエイターに向かって「盗んだ」などと最低な暴言を吐き、あのような事件を起こしたことが未だに許せません。
彼は小説を書いているなどと話していますが、実際は書いていないでしょう。なぜなら創作者ではないからです。
創作をした者なら、小説を書いたことがある人なら、わかるはずです。
まずは徹底的に調べるのです。
自分が書きたいテーマに沿って、実際に起こった事件や出来事、類似の作品、使用する物や場所、主人公がその場にいたらどんな行動をするだろうか、いったいどんな世界が広がっているのか思いを巡らせるのです。
実際に書き始めたら手が止まることもあるでしょう。
そんなときは実際に外に出向いて、この場所はこんな匂いがするとか、こんな景色が広がっているとか、とにかく納得がいくまで調べるのです。
そもそも、京都アニメーション様はアニメ制作会社としては異例の『独自の小説コンテスト』も開催していました。
誰もが、平等に、その才能を試す土俵があったのです。
これだけクリエイターにとって恵まれた会社はないはずです。
犯人はガソリンを爆発させたあと『自分は走ってその場から逃げた』と知りました。
その威力は予想外の出来事だったのでしょう。そうでなければ、死ぬつもりであれば、彼はその場から逃げる必要などないのですから。
きっと、犯人はガソリンのことを調べていなかったのです。
たったそれだけのことすらできない、その程度の人間のせいで、多くの方の未来が、これから生まれたであろう名作達が失われました。
私は夢を志していた者として、また、今でも目標に向かって泥水をすすりながら頑張っている身の上として、このような『他人の足を引っ張る人間が一番嫌い』です。
事件の当日は休日だったためリアルタイムで惨状が流れてきました。
何かできることがないかと思い、京都に向かうつもりでおりましたが、行ったところで私には手を合わせることしか、花を手向けることしかできません。
そのため、ツイッターでは10万円とか流れてくる中、非常に、本当に少ない金額ではございますが、京都までの交通費分として用意していた20,000円を支援させていただきました。

今回の事件で負傷された方の一日も早い回復を祈ると共に、
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
アニメはこれからも私達の心の中で生き続けるはずです。
株式会社京都アニメーション様をご支援いただける方は、
下記のURLから詳細をご確認いただければ幸いです。
『京都アニメーション』様のホームページはこちらから
→http://www.kyotoanimation.co.jp/information/?id=3075
コレヨンデル管理人 元木浩稀